「貯金」「借金」

こういった言葉を聞いて、あなたはどのようなイメージを持っていますか?

「言葉に対するイメージってみんな同じじゃないの?」
と思われがちですが、実は富裕層と一般人では全然違っていたんです。

今回は、富裕層と一般人の言葉に対するイメージの違いをお伝えしていきます。

貯金

【一般人】
できるだけしろ

【富裕層】
それだけはするな

 

「貯金」に関してのイメージの違い、これはかなり衝撃的だった人が多いのではないでしょうか。
だって、小さな頃からお年玉をもらったときなどに親から「貯金しておきなさい」と言われ続けてましたよね。大人になっても、上司や先輩から「とりあえず貯金しておけよ」と言われていませんか。

「貯金しなさい」と言われ続けていると、「貯金することは当たり前」「貯金することは良いことだ」という考えが染み付いてしまい、貯金することに何の抵抗もなかったはずです。

 

しかし、富裕層にとっては、貯金は「それだけはするな」というものなのです。

そもそも、あなたは何のために貯金していますか?
もし「お金を増やすため」に貯金をしているのであれば、当然、現在の金利を知っていますよね。

現時点(2018年2月)のゆうちょ銀行の通常貯金の金利は、0.001%です。

あなたが、100万円貯金したとすると、1年間でなんと10円も増えます。そしてここから税金が引かれるので、手元に残るのは約8円です(笑)
ちなみに定期貯金だと0.01%くらいで、100万円預けると1年間で100円増えます。もちろん、こちらも税金が引かれます。

 

じゃあ、なんで親たちはみんな「貯金をしろ」と言うのでしょうか。それは、昭和の時代は、通常貯金の金利が5%~10%以上あったからなんです。
その時代だと、100万円預けると1年間で5~10万円増えました。こんな状況なら誰でも貯金したくなりますよね。

でも現在は違います。そして年金や退職金、終身雇用などもどうなるか分からない時代です。だからこそ、富裕層は貯金しないで、投資などに回してお金に働いてもらい、お金でお金を産み出しているのです。

 

もしお金を増やすために貯金をしているのなら、

「その貯金でいったいいくら増えるのか?」
「その増え方で目標が達成できるのか?」

といった点を見直してみることをオススメします。

借金

【一般人】
それだけはするな

【富裕層】
できるだけしろ

 

こちらも貯金と同じく、かなり衝撃的だったのではないでしょうか。でも日本人は借金嫌いなくせに、「ある物」に対しては、ためらいもなく借金してるんですよ。

代表的なものが、「住宅ローン」です。

昔から、マイホームは35年ローンが当たり前、といった風潮がありますが、本当にそうですか?
30歳でマイホームを購入したら、支払いが終わるの35年後の65歳です。その間、ずっと支払い続けられるんですか?

35年ローンだと、利息もばかになりません。ローンの組み方によっては、400万円以上も利息で取られることもあります。400万円って、一般的なサラリーマンの年収と同じくらいですよ。

そして、ローンの支払いが終わるまでは、住宅は自分のものではなく、銀行のものです。ローンが払えなくなったら、すぐ追い出されて競売にかけられてしまいます。ローンの支払い終わるまでは、実は賃貸と変らないんですよね。

なので、富裕層はまず住宅ローンなど組みません。あの有名な「金持ち父さん貧乏父さん」でも、住宅ローンは「負債」と位置づけられています。
では、富裕層が「できるだけしろ」と薦める「借金」とはどのようなものでしょうか。

分かりやすい例をあげると、先ほどの「金持ち父さん貧乏父さん」で紹介されている、不動産投資に代表される「投資による借金」ですね。

例えば、ワンルームマンションを毎月6万円のローンで購入し、7万円で貸し出します。すると、住宅ローンを抱えているのに、毎月1万円の利益が出ます。
もちろん手数料などは発生しますが、例としてあげているので、その辺りは省略します。

こういったものが富裕層が薦める「良い借金」です。
「完全にリスクが無いのか?」と言われれば、もちろんリスクはあります。

しかし、銀行に預けておいても、物価が上昇してしまえば、上昇した以上に預けてあるお金が増えないと、実はマイナスになってしまうのです。
現在は、行動しない方がリスク、と言える時代かもしれません。

まとめ

今回は、富裕層と一般人の言葉に対するイメージの違いについてお伝えしました。

あなたはどちらの考えに近かったでしょうか?

「富裕層のイメージとは、全く違っていた・・・」

そういった方もがっかりしないで下さい。こういったイメージや考え方は、今この時から意識することで変えていくことができます。

あなたが、お金持ち・富裕層になりたければ、今ことのときから意識を変えてみましょう!